時子のパタゴニア便り

1994年パタゴニア アンデス山脈の麓の村の5’5ヘクタールの土地に移住。ささやかな自然との暮らしの中で感じた事を書いていきます。

ともにいきる此れからも

日本では年末の慌ただしい時でしょうか?
こちらは暑く、薪準備に忙しい毎日です。
ああ、もう1年が終わるんだなあ〜という感慨もない、ごく当たり前の日々を過ごしています。
こちらではクリスマスイブと大晦日の夜は爆竹鳴らして音楽かけて大騒ぎをしますが、年が改まる厳粛さとか、一年の抱負とか、決意とかそんな物全然ありません。
1日には会った人には「おめでとう」の挨拶をしますが、2日からは平日の当たり前の夏の日が始まります。
日本のお正月が懐かしいなあと思う反面、こちらのあっさりとした新年も気に入っています。

今回が2018年最後のブログとなります。
私の気ままな独り言にお付き合いいただいてありがとうございました。
自分の気持ちを伝える事で、自分を見直すことが出来ています。書く事で、よーし前向きに行くぞ!挫けないぞ!と自分を奮い立たせる事もできます。
そんなダメダメな私を支えてくれる私の周りの自然や動物たちや人、パタゴニアの優しく温かいエネルギーを、少しでも読んでくださる方にお裾分け出来たら嬉しいです。

今回は私の相棒たちを紹介します。


箱入り娘は「伏姫 」11歳。体が大きくて吠えるので、周りから怖がられていますが、気が小さくて甘えん坊です。髪の長い髭のある男性が大嫌いで、子供が大好きです。
下敷きになっているのは「ホセフィーナ」3歳くらい。弱虫でよくいじめられて悲鳴をあげています。ものすごい悲鳴がするので、血みどろになっているかと思えば、ケロリとして出てきます。
上にいるのが「黄金こがね」6歳くらい。食べる事と車が大好きです。自分の要求を伝えるために感高い声で吠え続けます。
ミルクを飲んでいるのは「福」16歳。非常に賢い猫で、構われるのが大嫌いだけど、自分が構って欲しい時は、ゴロゴロ音を響かせてすり寄ってきます。長生きして欲しいです。
その脇でじっとお残りを待っているのは「テリー」4歳くらい。わがままで放浪癖があります。手の掛かる子ほどかわいいと言いますが、私もついついテリーを贔屓してしまう時があります。
フィーナとテリーと黄金は2年前、動物保護協会から引き取りました。

命は温かいと思います。この子たちと居ると、私の所に来てくれてありがとう。甘えてくれてありがとう。力をくれてありがとう。絶対お前達を置いてきぼりにしないからね。いつもそういう気持ちで心が一杯になり元気が出てきます。


どうぞ2019年も健康に楽しく幸せにお過ごし下さい。
それは全部、今自分の中に持って居るものなのですから。