時子のパタゴニア便り

1994年パタゴニア アンデス山脈の麓の村の5’5ヘクタールの土地に移住。ささやかな自然との暮らしの中で感じた事を書いていきます。

2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「一緒にやろうよ。家つくり、登り窯つくり」

アカゲラの子供たちがやって来て、猫柳の花が咲き、冷たかったアンデス山脈からの風がふっと柔らぐ瞬間に私は冬の終わりを感じ、水仙の花が咲き、果樹の花のつぼみが膨らみ、みそ汁の具にタンポポの葉を摘むようになると春の訪れを感じます。 朝真っ白に霜が…

「笑う門には福来る」

「キルキルキル・・・・」 甲高い鳴き声と共にアカゲラの子供たちが、今年ものうじょう真人の林にやって来ました。この声を聞くと、私は春も近い事を感じます。 今年の冬は思いもしなかった事が起こり、大変な思いをしました。苦しかったあの時の気持ちを懐…