時子のパタゴニア便り

1994年パタゴニア アンデス山脈の麓の村の5’5ヘクタールの土地に移住。ささやかな自然との暮らしの中で感じた事を書いていきます。

2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

エルボルソンに辿り着くまでのこと

広いアルゼンチン、パタゴニアでの土地探しには車は必需品です。夫は先輩の助けを借り、フランス車プジョーのピックアップを購入、私の運転免許も取れ、いよいよ未知のパタゴニアへ向け土地探しの旅に出発する事になりました。 車が思いの外高く、軍事金の乏…

アルゼンチン移住者となるまでのこと

20代後半まで、海外に全く関心が無く、言葉も習慣も違う国に行く勇気も無く、当時3年もつき合っていた恋人(現夫)から、アルゼンチン移住の為、開発青年の試験を受けると聞いた時も「それじゃあ、お別れだね」と、自分がついて行くなんて事、考えもしません…

物を活かすということ

写真は冬の今、大活躍しているドラム缶薪ストーブです。このドラム缶、元々は輸出用の蜂蜜200リットルを詰める物です。アルゼンチンの最初の3ヶ月は、夫が養蜂実習したブエノスアイレス州ネコチア市に住みました。田舎暮らしと決めていた私達は、車でテント…