時子のパタゴニア便り

1994年パタゴニア アンデス山脈の麓の村の5’5ヘクタールの土地に移住。ささやかな自然との暮らしの中で感じた事を書いていきます。

2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「ワールドカップは始まったけれど」

日本人にアルゼンチンで連想する事を挙げてもらうと、殆どの人がサッカーと言います。これは1986年メキシコワールドカップでのマラドーナの印 象が強いからでしょうか。私の様にサッカーに全く興味が無かった者でも、マラドーナの名前だけは知っていたので、…

「森に響くフクロウの声が聞こえるように」

もう何年も前、まだ周りにこんなに家が無く人口の少なかった頃、我が家の林にはフクロウが住んでいました。 朝の散歩の途中、南極ブナの枝に止まった大きなフクロウが、瞬きもせず私を見つめていた事がありました。 生まれて初めて見た野生のフクロウでした…