天気の悪い7月です。最近はマイナスになる事も稀で割と暖かい日が続いています。けれども天気が良くなると、一気に気温が下がりどこもかしこもカチコチに凍ってしまいます。
天気が悪いこともあって、家の中にいる時間が増えました。新しい家は窓を大きく取ったので明るく、アンデスの山を見ることができます。薪ストーブの燃える暖かい部屋の出窓からただぼーっと外を見ています。
ぼーっと、と言っても、頭の中は取り留めのない事を思っています。
今自分がこうして人の優しさのいっぱい詰まった家に居る不思議。
あの山の向こうはもうチリ。南米パタゴニアに住んでいるんだなあと言う不思議。
元気なばあちゃんになると思っていたのに難病を発症してしまったと言う不思議。
大好きだった農場が燃えてしまったと言う不思議。
沢山の人が私を認め支えてくれていると言う不思議。
自分の存在がとても不思議で、今と言う時がとても貴重に思えます。
先日の午後。家の掃除を済ませ、ほっと窓の外を見ました。飛行機雲が一直線に横切っていました。飛行機雲は時々見ます。チタンを撒いているんだという噂もあります。それはさておき、視界一面伸びているので、あれ?とよく見てみると、上と下の空の色が違います。 あれ?あれ?あれ〜?
そしてそれが飛行機雲ではなく、雲が昇って来ているんだと気付きました。不思議な風景でした。
綺麗で見ているのが楽しかったです。
ずっとなにかに追われるみたいに、動き回らなければ落ち着かなかったけれど、こうしてただぼーっと外を見るのも良いもんだなと思いました。
この世界は不思議が一杯。1番の不思議は私が今ここに居ること。今を大切に大切にしたいと心の底から思います。
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2026年も折り返しです。待望の雨が降り、気温はぐっと下がりましたが、例年に比べ暖冬は変わりません。
5月も後半ですが、異常な程の暖かさです。流石に朝夜はストーブを焚きますが、友人が集まって作業してくれる日には外で昼食を取れるほどです。
予定より大幅に時間が掛かってしまったけれど、あと少しで引っ越し出来そうです。居住場所は倉庫状態ですが、豆腐を作れる台所と、これからの寒さを凌げるストーブ が出来れば何とかなります。ああ、ここまで来たんだと言う感慨と助けてくれた多くの人たちへの感謝で、胸がいっぱいです。
あれよあれよという間に4月です。夏の終わりと言うより、いよいよ厳しい冬の始まりと気が引き締まるパタゴニアの秋です。