2026年も折り返しです。待望の雨が降り、気温はぐっと下がりましたが、例年に比べ暖冬は変わりません。
新しい家は、物もどこに何があるか決まってきて、暮らしにもリズムが出来、ああ、ここで新しい暮らしが始まったんだと毎日感激しています。薪ストーブの前で、マテ茶を飲みながら揺れる炎を見ていると、私は此処で生きているんだなあと、不思議な、それでも温かい気持になります。
多くの人に支えられながらも、私もよく頑張ったよと、自分を褒めています。 台所と寝る場所は確保でき整ってきたので、今、住宅部分の改造を始めています。
病気の進行で前後の動き、特に重心がずれる下りが出来にくくなっているので、中2階の寝室に行く階段を外し梯子に変えてもらいました。
毎週集まってくれる友人達が、ああでもないこうでもないと話し合いながら、最終的にがっちりはめ込んである重い階段を、チェンソーで半分に切って慎重に作業を進めました。誰も大工や解体の専門家ではありません。
梯子も全て手作りです。
凄い! 本当の意味で田舎で暮らすと言うことは、何でも自分でやっていく、こういう事なんだと感動しています。
彼女達といると、彼女達の観察力と工夫に驚き、作業の丁寧さに更に驚き感激します。 私は元気だった頃だって、先ず自分でやってみるということをしないで、いつも人に頼ってきました。そしてそれがある程度出来る貯金もありました。
火事に巻き込まれ、全てが燃えてしまって決して良かったとは思いません。でもマイナスになって初めて、気付いたり、手に入れた多くの事があります。両手に抱えきれない愛を受け取っています。それは掛け替えのない宝物です。
今では出来ないと思い込んで諦める前に、取り敢えずやってみようと挑戦します。出来ないときはどうやったら出来るかな?と色々考えます。
階段を昇り降りする度、私の手が傷つかないよう丁寧に紙ヤスリをかけ、ツルツルに研いてくれていた、あのシャッシャいう音と皆の荒い息つかいが蘇ります。
ここで生かさせてもらっていると感謝しています。
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5月も後半ですが、異常な程の暖かさです。流石に朝夜はストーブを焚きますが、友人が集まって作業してくれる日には外で昼食を取れるほどです。
予定より大幅に時間が掛かってしまったけれど、あと少しで引っ越し出来そうです。居住場所は倉庫状態ですが、豆腐を作れる台所と、これからの寒さを凌げるストーブ が出来れば何とかなります。ああ、ここまで来たんだと言う感慨と助けてくれた多くの人たちへの感謝で、胸がいっぱいです。
あれよあれよという間に4月です。夏の終わりと言うより、いよいよ厳しい冬の始まりと気が引き締まるパタゴニアの秋です。
気が付くと林檎があちこちで実り、道路脇には紫に熟したブラックベリーが鈴なりで、気の早いポプラの葉が黄色く色付いて秋が始まっていました。そんな季節の彩りを私は感じることもなく過ごしていました。