時子のパタゴニア便り

1994年パタゴニア アンデス山脈の麓の村の5’5ヘクタールの土地に移住。ささやかな自然との暮らしの中で感じた事を書いていきます。

2004-06-01から1ヶ月間の記事一覧

のうじょう真人、始めての冬の思い出

昨夜から降り続くどしゃ降りの雨 ストーブに放り込む薪はパチパチと乾いた音をさせ、暖かく燃えてゆきます。 鍋の中では菊芋か煮え、少し癖のある甘い香りを漂わせています。 「ああ、冬はいいなあ」私はマテ茶を飲みながら、しみじみ感じます。そして、10年…

のうじょう真人の冬

ゴオオオー、ドバーン 西のアンデスの谷間から突風が吹き、バケツをひっくり返したような雨の音で目覚めます。 6月、いよいよ本格的な冬の始まりです。 雨か雪、そうでなければどんより曇った日が多く、時々からりと晴れると、気温はマイナスに下がり、どこ…

のうじょう真人から感じる治安

「治安は大丈夫?」 日本に住んでいる人からよくされる質問です。正直言って、答えるのはとても難しいです。 家を空ける時、たとえ場内でのきのこ採りでも鍵をかけます。 バイク、自転車は、車庫の中でもチェーンで柱に結びつけています。 友人以外の人には…