時子のパタゴニア便り

1994年パタゴニア アンデス山脈の麓の村の5’5ヘクタールの土地に移住。ささやかな自然との暮らしの中で感じた事を書いていきます。

「更新事情」

もし自分に何か出来ないこと、困ったことが起こったら、殆どの人は先ず、どうやって解決しようか考えたり、調べたり、工夫したりするでしょう。
ところが私が最初に考えるのは「誰に助けてもらおう?」なのです。自分で努力して解決しようとしません。ああ、情け無い!
でも私は(人一倍能力がないダメダメ人間だ)というコンプレックスを子供の頃から抱え、それを言い訳に過ごして来ました。
で、ブログの更新も始めた時から人任せなのです。私は記事を書き、写真を添付して日本にメールで送るだけです。更新して下さっているのはお会いしたこともない友人の友人。チリの公認ガイドさんで、本当にお忙しい方なのです。
その彼が先月からチリパタゴニアの通信事情が恐ろしく悪い場所へ出張されており、更新が出来なくなっていました。更新できない事をとても気にして、一方的に甘えている私に済みませんと気を使って下さいました。
世の中にはこんな風に見返りを期待せず、純粋に他人の応援が出来る方がいるのです。私は此処で1人で立っている様に見えるけれど、実は彼を始め、多くの方が私を支えていてくれるという事に改めて気付き感謝しました。
受けた恩が多くて大き過ぎて、直接ご恩返しなんて出来そうもありませんが、この体一杯に詰まった恩を私なりに別の形で返していこうと思っています。
先ずはダメダメ人間コンプレックス克服して行きます。
改めて「すべての方に、すべての事に、ありがとうございます。」